動画や音声コンテンツ、音楽を楽しむのに欠かせないワイヤレスイヤホン。
ケーブルがないため、ちょっとした外出時から通勤・通学時でも気軽に使えるのが特徴です。
どのワイヤレスイヤホンがいいのかな?
種類が多すぎてどれを選べばいいの?
多くのメーカーから発売され、その中には「買ってはいけない」と口コミされるようなものもあります。
では、どのようなワイヤレスイヤホンを買ってはいけないのでしょうか?
買ってはいけないワイヤレスイヤホンの特徴やその理由、逆に買うべきおすすめのワイヤレスイヤホンを紹介します。
買ってはいけないワイヤレスイヤホンの特徴とその理由
買ってはいけないワイヤレスイヤホンの特徴と理由を解説します。
耳にフィットしないイヤホンを買ってはいけない
人によって耳の形が違うため、ワイヤレスイヤホンがすぐ外れてしまうことも少なくありません。
どれだけ耳に押し込んでもなぜか外れちゃう……
外出時に耳から外れるのが心配で使えない……!
イヤホンが自分の耳に合わないと感じることの多い方は、往々にして耳のサイズが小さい人に見られます。
したがって、小さいサイズのイヤーピースから揃っているワイヤレスイヤホンをおすすめします。
もしくはイヤーピース単品でも売っているので、耳に合わない人はイヤーピースだけ別に買ってもいいでしょう。
値段だけで選んではいけない
安くて操作性や装着感・音質まで良い、高コスパなワイヤレスイヤホンがある一方、すぐ故障したり、充電の劣化が早いワイヤレスイヤホンも見かけます。
購入時は値段だけではなく、口コミや評判を調べることを忘れないようにしましょう。
また、Amazonのカスタマーレビューが一見良い商品でも、サクラ・フェイクレビューだらけということも少なくありません。
真の評価か否かを見極めたい場合、サクラチェッカーを事前に使って調べることをおすすめします。
使うシーン・用途をイメージせずに買ってはいけない
どれを買うか悩んでいると忘れがちですが、どのシーンで使うかはとても大事なポイント。
ワイヤレスイヤホンの用途で多いのが主にこの3つです。
- 通勤中に音楽・ラジオを聴くために使いたい
- 通話やオンライン会議に使いたい
- ランニング中に使いたい
実はこれらのニーズで選ぶべきワイヤレスイヤホンの特性は異なります。
例えば通勤中に聴くためのイヤホンは、車や電車の走行音や足音、人の声など環境音にさらされるため、周りの音をいかに軽減できるかが重要。
したがって、アクティブノイズキャンセリング搭載のモデルがおすすめです。
通話・オンライン会議に使うイヤホンは、こちらに聞こえる音質と同じくらい、相手に自分の声がどの程度クリアに届いているかが大事になってきます。
つまり、マイクの品質にすぐれるイヤホンを選ばないと、オンライン会議が快適にこなせないので注意しましょう。
ランニング中に使うモデルは、動きが激しくても落ちない装着の安定性と、汗をかいても大丈夫なように防水性がキモです。
予算だけで選ぶと選択肢が多すぎて選べないので、これらの機能にも着目して選びましょう。
買ってはいけないワイヤレスイヤホンのメーカーってある?
SONY(ソニー)はどう?
音楽アイテムの定番ブランドSONY(ソニー)。
音楽アーティストが出演するテレビCMも話題で、幅広い年代の方から支持を集めています。
中でも「WF-1000XM4」はオーディオ好きから高評価を得ており、ワイヤレスイヤホンのレベルをまた一段引き上げたモデルといわれています。
とくに魅力的な特徴を以下にまとめました。
- シックでさり気なく高級感漂うデザイン
- タイピング音までほとんど聞こえなくなる高性能のノイズキャンセリング
- ソニーならではのこだわり感じる高音質は感動をおぼえるほど
ただ、価格帯が約3万円でちょっと高額なイメージ……
とはいえ信頼感抜群なので、コレ選んでおけば間違いなし!
Apple(アップル)はどう?
もはやスマホといえばこのブランドといっても過言ではないApple(アップル)。
ソニーと同様に圧倒的に知名度が高く、「AirPods Pro」はワイヤレスイヤホンの代名詞と呼べるほどです。
主な特徴は以下のとおりです。
- うどんが短くなって洗練されたデザインに
- iPhoneやiPadなら一瞬でペアリング可能で操作性も最高
- WF-1000XM4に次ぐノイズキャンセリング性能
- フルワイヤレス随一の外音取り込み性能
ケースに刻印を入れられたり、専用ケースカバーが発売されていたり、愛着が湧くカスタマイズができるのも魅力的。
また、Bluetooth接続がデバイス間で自動的に切り替わるので、iPhoneで音楽を聴いた後にMacBookでオンライン会議をする際も、AirPodsならスムーズに使えます。
ただ、ソニーと同じく価格帯が約2〜3万円でちょっと高額……
iPhoneユーザーならAirPodsを選べばとりあえず間違いなし!
ANKER(アンカー)はどう?
モバイルバッテリーや充電器でも有名なANKER(アンカー)。
ソニーやアップルとは対照的にテレビCMはないものの、モバイルガジェット好きの間ではとても高評価です。
Amazonのワイヤレスイヤホン売れ筋ランキングでもトップを常に走り、多くのファンに支持されています。
中でも特におすすめなのが「Soundcore Liberty Air 2 Pro」。
おすすめの理由は以下のとおりです。
- ノイズキャンセリング・ワイヤレス充電搭載で約1万3千円という高コスパ
- 9種類に細分化されたイヤーピース付属で、耳にしっかりフィットすること間違いなし
- 専用アプリでイコライザーを細かく設定でき、音楽好きにも楽しめる仕様
ガジェット好きの間では定番ブランドで信頼感も◎
5千円から選べる幅広い価格帯も魅力!
ワイヤレスイヤホンを買って失敗したエピソード
当サイトで募集して集まったワイヤレスイヤホンの失敗談を紹介します。
せっかく気に入っているのに耳に合わない……
SONY WF-1000XM4の音や性能は気に入っているのですが、私の耳の形が悪いせいなのか、うまく耳にフィットしない時があります。ワイヤレスなので耳から外れると当然転がって行ってしまうので、外で使う時はヒヤヒヤしたこともありました。ケースから出すときも何回か落としてしまったことがあります。高価ですし、無くさないためにはやっぱりコードがあると安心だなと思います。
音質が予想以上に……
普通のイヤホンよりは楽ですが、高いのと比べると少し音質が悪くて、電話をした時に電話の音が聞きづらくて外の音がうるさくて聞こえないと言われたことがあります。そこからワイヤレスイヤホンは使ってないです。充電もすぐに無くなってました。
ペアリング操作ができなくて……
すでに愛用しているワイヤレスイヤホンがあったのですが、自分の大好きな某アーティストさんとのコラボ商品だったので、Zeeny Lights(HD)を迷いながらも購入しました。しかし、私の知識不足なのか、何度やっても説明書を見てネットで調べても、スマホとのペアリングができません。それなりのお値段で買ったのですが、結局使用できず、今では完全にインテリアとなりました。全然使い方がわからないので、買わなければ良かったかなと後悔しています。
カバンの中で行方不明……
AirPodsの初期のものを購入し、使用しました。 最近耳の穴に入れるタイプが主流になりつつありますが、私はこの形の方が耳が痛くないので好きです。音もとても好きでした。 ですが、カバンの中でなくしやすい。充電をしなくてはいけない。ちょっとした手間が面倒になりました。今では有線のイヤホンです。
ワイヤレスイヤホンを買うなら逆にどれがいい?
これなら買っても大丈夫といえる、おすすめワイヤレスイヤホンを3つ紹介します。
コスパの良さならAnker「Soundcore Liberty Neo 2」
「安くてそこそこ良いやつが欲しい」という人におすすめのモデルが「Soundcore Liberty Neo 2」。
5千円未満で買えるにもかかわらず、専用アプリ対応かつワイヤレス充電なのは驚異のコスパです。
さらにイヤホン単体で10時間再生可能なので、長丁場のオンライン会議にも安心して使えます。
ノイズキャンセリング機能以外は全部入っているのも嬉しいですね!
性能重視ならApple「AirPods Pro」
「高くても間違いない性能のイヤホンが欲しい人」におすすめなのが「AirPods Pro」です。
軸の短いクールなデザインやフィット感抜群の装着感だけでなく、しっかり効くノイズキャンセリング機能と自然に会話できる外音取り込み機能も搭載しています。
また、Apple純正ならではの円滑なペアリングや専用ソフトいらずのオーディオ設定など、iPhoneユーザーに親和性の高い機能が満載。
あとAirPodsならではの特徴がマルチポイントで、MacBookとiPhoneなど複数デバイスのBluetoothに同時接続可能です。
例えばMacBookで動画視聴している最中にiPhoneから電話かかってきたときも、AirPods側が両デバイスと勝手につなげてくれます。
音楽鑑賞やランニングのお供に、通話用にもぴったりの万能モデルです。
性能良し・コスパ良しのAnker「Soundcore Life P3」
「1万円未満で全部入りのイヤホンが欲しい人」におすすめのモデルがAnker「Soundcore Life P3」。
価格を抑えつつ、ノイズキャンセリング・外音取り込み・専用アプリ・ワイヤレス充電と、フルワイヤレスの快適機能をもれなく搭載しています。
機能性だけでなく音質面もすぐれ、ダイナミックな低音と安定した中音域をもち、同価格帯でトップクラスです。
音の解像感は前述の「Soundcore Liberty Air 2 Pro」のほうが上ですが、価格を踏まえると断然こちら。
ワイヤレスイヤホンの買い方に関するよくある質問
ワイヤレスイヤホンを買いたい方のよくある質問をまとめました。
音飛びしないイヤホンはどう探せばいい?
ワイヤレスイヤホンは無線であるがゆえに「音が飛びそう、遅れそう」と思われがちですよね。
以前のモデルは音飛びや遅延がたしかに問題でしたが、Bluetooth 5.0以上であれば接続性が高く、音飛びや途切れはほぼありません。
また最近は、親機(右イヤホン)を介して子機(左イヤホン)につながるリレー接続でなく、親機と子機が双方同時につながる左右同時接続対応のモデルも増えています。
左右同時接続であれば、親機と子機の接続差が生じないため、音飛びしにくいです。
したがって、Bluetoothのバージョンと左右同時接続に着目して選びましょう。
ワイヤレスイヤホンってどうやって掃除するの?
ワイヤレスイヤホンを長く使用していると汚れが気になります。
一度見てしまうと非常に気になる。だけど掃除の仕方が分からない。
そういう方は、こちらの方法をお試しください。
- ウェットティッシュを使って全体を拭き掃除する
- イヤーピースも外して拭き掃除する
- フィルター部分の汚れを歯ブラシで優しくブラッシングして取り除く
ウェットティッシュと歯ブラシさえあれば簡単にできるのでおすすめです。
イヤーピースを無くしたらもう使えない?
不意に落としてしまった時、イヤーピースが外れてどこかに行ってしまうことがありますよね。
付属品にスペアがあれば安心ですが、もしスペアもなくなってしまったら……。
そんなときは、イヤーピースのみで発売しているものを買いましょう。
「どのイヤーピースを選べば分からない」という人にはアユート AZLA SednaEarfit XELASTECがおすすめです。
まとめ:ワイヤレスイヤホンは値段より性能重視で選ぼう
正しく選べば、ワイヤレスイヤホンは快適かつ便利なおすすめアイテムです。
- 値段だけで選ぶと失敗する恐れあり
- 使用シーンと用途を考えずに買うと高確率でミスる
- 迷ったらAnkerやAppleのイヤホンを選べば間違いなし
通勤や勉強時、ランニングなど、いろいろなシーンで大活躍のワイヤレスイヤホン。
買ってはいけないアイテムと買ってOKなアイテムをきちんと見極め、素敵なイヤホンと出逢いましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
いや、Ankerは安易におすすめできない。強めのドンシャリで、高音がかなり刺さる。オーディオ好きの端くれとしてはこれは悪いと言わざるおえない。ANCは低音なら2万半クラスの平均値は越えるけど、高音は全く減衰しないし、騒がしい所だときついノイズが生じる。
正直、大手の同価格を買った方が良い。