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    飲んではいけない野菜ジュースはどれ?避けるべき特徴・メーカーを紹介

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    日々足りない野菜を補給するために飲む人が多い野菜ジュース

    健康に良さそうですが、なかには飲んではいけない野菜ジュースも存在します。

    本記事では、飲んではいけない野菜ジュースや逆におすすめの野菜ジュースを、実際に使用したユーザーの感想とともに紹介します。

    本記事を参考にし、満足できる野菜ジュースを見つけましょう。

    目次

    「買ってはいけないドットコム」は、かしこい買い物をしたい方のためのお助けサイトです。あらゆるジャンルの「買ってはいけない商品の特徴」をまとめ、損しないアイテムを紹介していきます。

    飲んではいけない野菜ジュースの特徴

    飲んではいけない野菜ジュースには、いくつかの特徴があります。

    野菜ジュースを購入する際は、以下の特徴に当てはまるものを避けましょう。

    糖質が多い

    イメージはないかもしれませんが、野菜ジュースにも糖質が含まれています

    ただ基本的に、野菜ジュースには1日の目安摂取量(320g)以上の糖質は含まれていません。

    栄養素等表示基準値及び栄養機能食品に係る食品表示基準案について

    糖質が多いといわれている「カゴメ 野菜一日 これ一本」でも15.7gしか入っておらず、「デルモンテ 本に野菜1日分 野菜ジュース」なら7.3gだけです。

    ただ、私たちはふだんの食事からも糖質を摂取しています。

    そのため健康のことを考えるなら、なるべく低糖質の野菜ジュースを選びましょう。

    また糖質が高いと、比例してカロリーも高くなります。

    食事制限を行っている人は、糖質とあわせてカロリーも確認しておくといいでしょう。

    添加物が多い

    野菜ジュースにも、保存料や着色料といった添加物を使用していることがあります。

    ただ日本では、厚生労働省が認めた添加物しか使用できません。

    厚生労働省は、食品添加物の安全性を確保するために、食品安全委員会の意見を聴き、その食品添加物が人の健康を損なうおそれのない場合に限って使用を認めています。

    食品添加物 |厚生労働省

    したがって、添加物が入っている野菜ジュースを必ず避ける必要はありません。

    無添加の野菜ジュースもあるので、気になる人は無添加のものを選びましょう。

    価格が高い

    日々の野菜不足のために飲むのであれば、価格が高い野菜ジュースを選ぶ必要はありません。

    たとえばカゴメの「つぶより野菜」は1本(200ml)約260円に対し、伊藤園の「1日分の野菜」は1本(200ml)65円と、約4分の1です。

    価格で選ぶのではなく、糖質やカロリーが少なめで、添加物のない野菜ジュースを選びましょう。

    一日に必要な野菜は野菜ジュースだけではまかなえないため、その他の食品にお金をかけるのがおすすめです。

    飲んではいけない野菜ジュースのメーカーってあるの?

    飲んではいけない野菜ジュースのメーカーはあるのでしょうか。

    ここでは以下5つのメーカーを口コミとともに紹介します。

    カゴメ(KAGOME)はどう?

    カゴメの「野菜生活100」は、1995年に発売されてから今に至るまで、多くの方から親しまれています。

    野菜ジュースの中でも確固たる地位を築いているといっていいでしょう。

    砂糖・甘味料不使用なので、野菜本来の甘さを楽しめます。

    野菜生活100」の良さはいくつもシリーズ展開があり、自分好みの味を飲み続けられるところでしょう。

    毎日夕食時にだけ飲む、と決めておけば飲みすぎを防止できるかもしれません。

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    伊藤園はどう?

    伊藤園の「1日分の野菜」は、厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350g分の主栄養成分が含まれています。

    主な栄養成分は以下5つの成分です。

    1. ビタミンC
    2. β-カロテン
    3. カルシウム
    4. マグネシウム
    5. カリウム

    栄養素は高いですが、主栄養素以外は食事から摂る必要があります。

    ボトルタイプなら持ち運びに便利です。

    食物繊維やビタミンなど、目的に合わせて選択できるのも魅力です。

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    キッコーマンはどう?

    キッコーマンの「デルモンテ野菜ジュース」は、たったコップ1杯(200ml)で220gの緑黄色野菜を摂れるのが特徴です。

    日本栄養士会によると、緑黄色野菜は1日120g〜160gが適切とされているので、十分な量といえます。

    またコップ1杯に対して糖質が7.3gしか入っていません。

    糖質の1日あたり目安摂取量は320gなので、たった50分の1しかなく、安心して毎日飲めます。

    ​​栄養素等表示基準値及び栄養機能食品に係る食品表示基準案について

    飲みやすさが評判の「デルモンテ野菜ジュース」。

    セロリの風味が特徴的ですが、シチリア岩塩のおかげで凝縮された野菜の旨みを感じられます。

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    キリンビバレッジはどう?

    キリンビバレッジの「無添加野菜 48種の濃い野菜」はその名のとおり、無添加で安心の野菜ジュースです。

    普段食べることの少ない「チコリー」や「ビーツ」といった野菜もバランス良く摂取できます。

    チコリーは消毒作用、ビーツは血流改善効果があるので、ぜひ取り入れてほしい野菜です。

    無添加野菜シリーズはトマトベースの商品と、人参とりんごをベースにした商品の2種類が楽しめます。

    無添加で作られた野菜ジュースは、野菜本来の優しい甘みが特徴です。

    毎日のご飯のお供におすすめです。

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    世田谷自然食品はどう?

    世田谷自然食品の「十六種類の野菜」は、トマトをベースにしており「リコピン」や「β‐カロテン」を摂取できます。

    加工用トマトのリコピンは生食用トマトの2〜3倍あり、リコピンを効率よく摂取したい人におすすめです。

    リコピンは強力な抗酸化作用を持っており、糖尿病患者の血糖値を下げる効果も示唆されています。

    糖尿病患者は健 常人と比較して,血中リコピン濃度が低値を示すとの報告があることから,糖尿病の発症と体内の抗酸化因 子との関 連が示唆される。そのため,強い抗酸化作用を有するリコピンを摂取することは,糖尿病のリスクファクターに何かしらの影響を与えることが考えられる。

    2型糖尿病患者の健康管理一血糖値の改善効果に果たすリコピンの役割一

    リコピンを摂取したい人にはおすすめの野菜ジュースです。

    口コミにあるようにカリウムが300〜900mg含まれています。

    腎機能が正常な人の場合、サプリメントを使わないかぎり、過剰摂取のリスクは低いといわれています。

    腎機能が正常であり、サプリメントなどを使用していない場合は、通常の食事で過剰症になるリスクは低いと考えられるため、耐容上限量は設定されていません。

    カリウムの働きと1日の摂取量

    野菜ジュースを買って失敗したエピソード

    当サイトで募集して集まった野菜ジュースの失敗エピソードを紹介します。

    カゴメ 野菜生活100 マンゴーサラダ

    野菜ジュースというよりマンゴージュースといった印象。マンゴー成分多めだからかマンゴー風味強めで、かなり甘い味でした。この甘さが尾を引くというか、飲んだ後の後味がスッキリしないので私的にはあわなかったです。

    カゴメ 野菜生活100

    ダイエットのために食事量を減らし、かつ栄養をきちんと補給するために野菜生活を3食飲む生活をしていたことがあります。しかし、その生活だと砂糖を1日大さじ二杯丸呑みしているのと同じだということを知り、野菜生活の怖さを知りました。

    カゴメ 野菜生活100 Care+ ピーチアップルMIX

    ピーチアップルの風味が美味しくて飲みやすいけど、それがかえって飲んではいけないと感じさせました。野菜ジュースというよりフルーツジュースに近く、それだけに糖分も多め。たまに飲む分にはいいでしょうが、これは毎日飲むのを控えた方が良いと感じました。

    カゴメ トマトジュース

    確かにトマトの味がしっかりしているのは良いですが、トマトの味がきつめに感じて続けて飲むのがしんどいと思いました。もっとトマトの味がきつくなければ良かったです。

    伊藤園 充実野菜

    まず味が非常に良くない!!飲んでいて全然おいしいと思わないし健康に良いとも思わない!あとパッケージデザインもいまいちで、全然おいしそうじゃないです。飲んだ後は気分が悪くなりもう二度と買わないと誓いました。

    野菜ジュースを飲むなら逆にどれがいい?

    ここからはおすすめの野菜ジュースとして、以下の5つの商品を紹介します。

    商品名販売価格糖質食塩
    キリンビバレッジ
    「無添加野菜 48種の濃い野菜」
    1,969円8.4g不使用
    伊藤園
    「1日分の野菜」
    2,238円14.5g不使用
    カゴメ
    「野菜一日 これ一本」
    3,410円13.2g不使用
    グリコ
    「野菜足りてますか?」
    2,203円14.7g不使用
    キッコーマン
    「デルモンテ 野菜ジュース」
    2,497円9.4g不使用
    ※2022年6月時点

    キリンビバレッジ「無添加野菜 48種の濃い野菜」

    全48種類の野菜を摂取できる「無添加野菜 48種の濃い野菜」。

    香料・砂糖・食塩が不使用なので、野菜本来の味を楽しめる野菜ジュースです。

    ただ、200mlあたり26.5kcalと少し多いのは、デメリットといえるでしょう。

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    伊藤園「1日分の野菜」

    1日分の野菜」は、以下の主栄養成分が1日の摂取目安量350g分バランスよく入っている野菜ジュースです。

    • ビタミンC
    • カルシウム
    • マグネシウム
    • カリウム
    • β-カロテン

    砂糖・食塩が不使用なので、野菜の甘味を感じながら飲んでみてください。

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    カゴメ「野菜一日 これ一本」

    野菜1日これ一本」は砂糖・甘味料・食塩不使用なので、野菜本来の甘みと旨味を感じられる野菜ジュースです。

    普段の食事では補い切れない、食物繊維とリコピンを中心に摂取できます。

    糖質は200mlで15.7gと、他の商品に比べると少し多いです。

    その分果実の甘みを感じるため、飲みやすい1品になっています。

    ただし、糖質の摂取量に注意が必要かもしれません。

    糖質の1日の目安摂取量は320gです。

    野菜一日 これ一本」には、目安摂取量の約20分の1になる糖質が含まれています。

    そのため、その他の食事のバランスを考える必要があるでしょう。

    栄養素等表示基準値及び栄養機能食品に係る食品表示基準案について

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    グリコ「野菜足りてますか?」

    22種類の野菜と3種の果実と全体的な栄養素でいえば、ここまで紹介してきた野菜ジュースにはおよびません。

    野菜1日これ一本」は30種類、「無添加野菜 48種の濃い野菜」は48種類の野菜を使っています。

    一方「野菜足りてますか?」は使用されている野菜が22種類で、食物繊維やカリウム豊富な「白菜」、むくみ解消に効果的な「大根」なども含まれていません。

    しかし「野菜足りてますか?」は果物をベースとした野菜ジュースで、以下7種のビタミンを摂れるのが魅力的です。

    1. ビタミンA
    2. ビタミンB1
    3. ビタミンB2
    4. ビタミンB6
    5. ビタミンC
    6. ビタミンE
    7. 葉酸

    1日の目安摂取量の緑黄色野菜120gも十分摂れます。

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    キッコーマン「デルモンテ 野菜ジュース」

    デルモンテ 野菜ジュース」は、コップ一杯(200ml)の糖質が8.6gと少なく、ふだんの食事に合わせやすい野菜ジュースです。

    水と置き換えて調理する方法も推奨されており、幅広く使えます。

    ただし、セロリが味のベースになっており、野菜ジュースに慣れていない人は飲みにくいかもしれません。

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    野菜ジュースに関するよくある質問

    野菜ジュースを購入する際は、以下3つの質問をおさえておきましょう。

    野菜ジュースを毎日飲むとどうなる?

    飲みすぎるのは身体に良くありません。

    野菜ジュースには塩分や糖質、食塩なども含まれており、摂りすぎると1日の摂取目安量を超えてしまうからです。

    ただし飲み過ぎなければ、毎日飲んでも問題ないでしょう。

    野菜ジュースでは食物繊維やリコピンなど、つい良い栄養素ばかりに目が行きます。

    摂るべき栄養素よりも、摂らないほうがいい栄養素をカットするのも大切です。

    野菜ジュースが「身体に悪い」と言われるのはなぜ?

    食塩や添加物が入っているため「身体に悪いといわれています。

    ただし、厚生労働省が認めた添加物しか入っていないので、食塩も人体に影響があるほど配合されてはいません。

    たとえば「野菜生活100」200mlに含まれる食塩は「0.3g」です。

    1日の塩分摂取量は「5g未満」なので、越えようと思ったら約17杯(3.4L)飲まないとならず、現実的ではありません。

    成人の食塩摂取量が 1 日 5 グラム未満であれば、血圧を下げ、心血管疾患、脳卒中、冠動脈性心臓発作のリスクを減らすのに役立ちます。塩分摂取量を低下させる主な利点は、高血圧の低下です。

    塩分の削減 | 公益社団法人 日本WHO協会

    飲みすぎると食塩や添加物を必要以上に摂りすぎてしまうため、「危ない」と考える人が多いのでしょう。

    食品添加物 |厚生労働省

    野菜ジュースは野菜の代わりになる?

    野菜ジュースは野菜の代わりにはなりません。

    1日に必要な野菜摂取量は「野菜350g」ですが、野菜ジュースだと加熱処理などで栄養素が減ってしまいます。

    仮に1日に必要な量が入っていると書いていても、よく見ると栄養素を絞っていることがほとんどです。

    たとえば「1日分の野菜」は「野菜350g分使用」と書いていますが、実際に十分な量が摂れるのは、350g分の主栄養成分のみです。

    主栄養成分とは、以下5つの栄養素を指します。

    1. ビタミンC
    2. カルシウム
    3. マグネシウム
    4. カリウム
    5. β‐カロテン

    自分にとって不足している栄養素の野菜ジュースを買うのが、もっとも賢い方法です。

    まとめ

    本記事は野菜ジュースについて解説しました。

    野菜ジュースは、日々不足しがちな野菜を手軽に補給できるアイテムです。

    しかし、以下の特徴に当てはまる野菜ジュースはおすすめしません。

    飲んではいけない野菜ジュースの特徴
    • 糖質が多い
    • 添加物が多い
    • 価格が高い

    上記の特徴に注意し、満足できる野菜ジュースを見つけましょう。

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