キャンプ用品は価格が高いものも多く「買って失敗したくない!」という人も多いのではないでしょうか。
そんな人のために本記事では、キャンプ用品の選び方や「買ってよかった」と評価されているキャンプ用品とその理由を紹介しています。
さらに「これは買わないほうがいい」というキャンプ用品の特徴も解説します。
買ってから後悔しないように、必須のポイントを押さえて最適なキャンプ用品を選びましょう。
買ってよかったと思えるキャンプ用品の選び方は?
「買ってよかった」と思えるキャンプ用品の選び方を具体的に解説します。
使用する人数で選ぶ
使うグッズが大きく変わってくるので、キャンプ用品は使用人数によって選ぶのがおすすめです。
一緒に行く人数によって、キャンプは大きく3つに分けられます。
- 1人:ソロキャンプ
- 2人:デュオキャンプ
- 家族:ファミリーキャンプ
ソロキャンプはバイクや徒歩で行く人も多く、軽さやコンパクトさを重視したグッズが多いです。
デュオキャンプはどのメーカーも、無骨なものよりおしゃれなグッズが多いです。
2人で楽しむ場合、ソログッズをお互いに持ち寄ることでも楽しめます。
ファミリーキャンプは子どもと行く場合が多いので、快適さ重視なグッズが多いです。
ただ、ファミリーキャンプに適したグッズは大きいものが多いので、車に積んでいくのが一般的です。
使用する季節で選ぶ
キャンプはどの季節でも楽しめますが、季節ごとに必要なグッズが異なります。
そこで春夏用と秋冬用で特徴をまとめてみました。
季節 | キャンプ用品の特徴 |
---|---|
春夏用 | ・通気性重視 ・虫除け機能あり ・軽量 |
秋冬用 | ・防寒重視 ・かさばる ・重い |
春夏のキャンプは、暑さ対策と虫対策ができれば、必要なグッズは少なく済みます。
一方、秋冬のキャンプは防寒対策を行わなくてはいけないので、グッズが重く、かさばります。
シュラフやテントもシーズンごとに特徴が異なるので、使用したい季節で選んでみましょう。
メーカーで選ぶ
キャンプ用品にはさまざまなメーカーやブランドがあります。
メーカー | 特徴 | 価格帯(税込み) |
---|---|---|
Coleman | ・初心者用のキャンプメーカー ・リーズナブルな商品が多い | ・シュラフ:3,480〜27,800円 ・テント:16,800円〜189,800円 ・カトラリー:1,100円~4,480円 |
Snow Peak | ・キャンプに慣れた上級者向け ・高品質だが高価 ・シンプルなデザインが多い | ・シュラフ:6,028〜90,328円 ・テント:33,000円〜184,800円 ・カトラリー:1,031円 |
CAPTAIN STAG | ・初心者〜中級者向け ・リーズナブルなキャンプメーカー | ・シュラフ:4,500〜18,500円 ・テント:36,300円〜82,500円 ・カトラリー:198円〜1,210円 |
LOGOS | ・初心者〜中級者向け ・テントはやや割高 ・可愛いキャンプ用品が多い | ・シュラフ2,980〜35,800円 ・テント:8,800円〜210,000円 ・カトラリー:2,580円 |
初心者向けから上級者向けの高価なメーカーまでさまざまです。
なかには、スノーピーク製品のみで統一した「スノーピーカー」と呼ばれるキャンパーもいます。
初心者はいくつか使ってみて、好みのメーカーを少しずつ見つけていきましょう。
買って後悔しないキャンプ用品とは?
ここでは、キャンプ用品を選ぶときの疑問に回答していきます。
- Amazonのキャンプ用品でおすすめは?
- アウトドアショップの人気ランキングは?
- 4,000円以下の安いキャンプギアは?
- おしゃれなおすすめ調理器具は?
- キャンプを快適にする便利グッズは?
- キャンプに必要な最低限の持ち物チェックリストは?
Amazonのキャンプ用品でおすすめは?
Amazonからもキャンプ用品がたくさん登場しています。
たとえばAmazonベーシックの「リクライニングチェア」は、コールマン「インフィニティチェア」と似た機能ですが、5千円以上も安く購入できます。
また、人気メーカー「キャンプマニア」に似ていると話題になったテーブルもあります。
キャンプマニアより約1.5倍広く、価格は約3,000円安いので、初心者にはとてもおすすめです。
アウトドアショップの人気ランキングは?
全国にはさまざまなアウトドアショップがあります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ショップ名 | 特徴 |
---|---|
Alpen Outdoors | 大型店舗のため実際に体験しながら購入できるショップ |
WILD-1 | 「サーカスTC」で有名なテンマクデザインを手掛けるショップ |
Orange | 「NANGA」など別注商品が豊富なセレクトショップ |
A&F COUNTRY | 世界中のキャンプ用品を取り寄せている輸入商品多めのショップ |
上記は、キャンプ用品を多く取り扱っている主なアウトドアショップです。
コールマンやスノーピークなどのメーカーのように、アウトドアショップにもそれぞれの特徴があります。
実際の商品を見て購入できるので、後悔しないためにはショップに足を運ぶのがおすすめです。
4,000円以下の安いキャンプギアは?
価格の高いキャンプギアも多いですが、なかには4,000円以下で買えるリーズナブルな商品もあります。
例えばスノーピークの「ステンレス真空マグ」です。
価格は3,960円(税込み)なのに保温性が高く、スノーピーク商品として所有欲も満たしてくれます。
ジェントス「エクスプローラー EX-109D」のAmazon限定カラーもおすすめです。
ランタンの光の強さは、光の量をあらわす単位「ルーメン」で記されています。
メインの光源として使用するなら、1,000ルーメン以上あると便利でしょう。
上記のランタンは1,000ルーメンまで対応しているのに3,480円(税込み)とお手頃です。
参考までに、コールマンの人気ランタン「クアッドマルチパネルランタン」は800ルーメンで7,579円(税込み)です。
おしゃれなおすすめ調理器具は?
キャンプでせっかく料理するなら、調理器具にもこだわりたいところです。
まずおすすめなのが、キャプテンスタッグのホットサンドメーカー。
1,940円(税込み)と購入しやすい価格で1枚ずつパンを焼ける大きさなので、ソロにぴったりです。
最近ではホットサンドメーカーを使った料理が人気で、レシピ本もたくさん出ているので、これ1つあればキャンプでの料理の幅が広がります。
「クッカー」といわれる、鍋やフライパンもキャンプには必要です。
スノーピークの「パーソナルアルミクッカー」は、4,620円(税込み)とは思えない高品質。
どれを買えばいいのか悩む人は、スノーピークの商品を選ぶのがおすすめです。
キャンプを快適にする便利グッズは?
キャンプには、テントやシュラフ(寝袋)のような王道キャンプグッズと、シェラカップやタープのような便利グッズに分かれます。
シェラカップとは、コップや鍋、量りにも使えるキャンパー御用達の便利グッズです。
各メーカーから出ていますが、機能的に大きな違いはありません。
好きなメーカーのシェラカップを購入するといいでしょう。
タープは主に「日よけ・雨よけ」に利用します。
テントがあればなくてもいいですが、自分のテントを拡大でき、上級者にグッと近づける便利グッズです。
キャンプに必要な最低限の持ち物チェックリストは?
そもそも何があればキャンプをはじめられるのか、最低限必要なチェックリストを紹介します。
テント | ・使用人数に合ったものを用意する |
ペグ・ハンマー | ・テントを張る時に必要になる ・テントに付属していることも多い |
ランタン | ・夜はスマホの光だけでは厳しい ・雰囲気作りにも利用できる |
シュラフ(寝袋) | ・夏は無くても寝られるが、小石が痛いこともある ・冬は無いと厳しい |
ゴミ袋 | ・キャンプ場にゴミ捨て場がないこともある |
上記チェックリストを最低限そろえれば一泊できます。
ただし、これだけでは料理やくつろぐことができません。
キャンプを楽しむために必要な持ち物も合わせて見ておきましょう。
テーブル・椅子類 | ・くつろぐためにはあったほうがいい ・ご飯を食べるのに使える |
マット | ・「ロースタイル」といって椅子を使わずマットで楽しむ方法もある |
調理器具 | ・上記で紹介したクッカーと呼ばれるグッズや、包丁、油などがある |
焚き火台 | ・直火OKのキャンプ場は減ってきている |
着火剤 | ・マッチやガスバーナー、メタルマッチなどがあると便利 |
グローブ | ・調理をする時に必要 ・軍手でも可 |
トング | ・炭や薪を掴んだり、あると便利 |
上記は「キャンプ」と聞いてイメージするアクティビティに必要な持ち物ばかりです。
買ってはいけないキャンプ用品の特徴とその理由
以下に該当するキャンプ用品を買ってはいけません。
- 収納がかさばる・重い製品
- 組み立てが難しい、時間がかかる製品
- キャンプのスタイルに合っていない製品
最低限の持ち物は少ないですが、こだわり始めると持ち物がどんどん増えていきます。
収納がかさばったり、製品が重かったりすると、持っていけないことも。
テントの組み立て方が分かりにくいと、設営だけでも時間がかなりかかってしまうものです。
購入前にショップで試してみるか、組み立て動画を見てから購入すると失敗しにくいです。
また、自分のキャンプスタイルに合わせた商品を買わないと、使い勝手が悪くなります。
なお「買ってはいけないキャンプ用品の特徴」は、こちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。
買ってよかったキャンプ用品とその理由
ここからは、買ってよかったキャンプ用品を、ユーザーの感想と合わせて紹介します。
製品 | 価格(税込み) |
---|---|
Snow Peak シェラカップ | 1,520円 |
Solo Stove レンジャー キット | 36,300円 |
Snow Peak チタンダブルマグ | 5,284円 |
LOGOS ピラミッドTAKIBI M | 9,300円 |
Snow Peak(スノーピーク)シェラカップ
スノーピークのシェラカップはハンドル部分が特徴的で、持ちやすくなっています。
ユーザーからは「安定感があって非常に持ちやすい」との声がありました。
男性 / 30代後前半(東京都)
キャンプに行った時にこれ1つあれば、コップとして使えて食器としても使えますし、目盛りがついているので計量カップとしても使えて便利です。シェラカップを使うようになってから、食事をする時や料理をする時など便利なので、キャンプでの楽しさが増えました。安定感があって非常に持ちやすいです。
スノーピークの商品は高いですが、シェラカップのようなリーズナブルな商品を探すのも楽しいでしょう。
Solo Stove(ソロストーブ)レンジャー キット
ソロストーブは「二次燃焼」をうまく使い、非常に効率良く火を起こせる焚き火台です。
ユーザーからは「火力があり、暖まることもできた」という声がありました。
男性 / 20代後半(東京都)
1人でキャンプに行ったとき、安全にすぐ火がついて、そこそこ火力もあるので暖まります。また煙もほとんど出ないので、その点でも買ってよかったと思いました。
ソロストーブは風が強くても、安定した火力を出せるのが大きな強みです。
Snow Peak(スノーピーク)チタンダブルマグ
「チタンダブルマグ」はチタンを使用しているため軽く、 二重構造なので保温力抜群です。
ユーザーからは「真夏も真冬も重宝できるアイテム」との声がありました。
男性 / 30代後半(東京都)
キャンプをする際に必ず持って行く「チタンダブルマグ」は、実に機能性に長けています。シングルウォールと比較して氷が溶けにくいので、真夏のキャンプには最適です。それと真冬のキャンプの際には、コーヒーが冷めにくくなっているので、保温性にも優れています。
チタンダブルマグもスノーピークの商品ながら5,000円以下で買えるので、スノーピークデビューにおすすめです。
LOGOS ピラミッドTAKIBI M
LOGOS ピラミッドTAKIBI Mは、ダッチオーブンが直置きできるゴトクや串焼きプレート付きで、幅広い調理ができる商品。
網に炭を置く構造になっており、炭の下に空気の通り道ができ、燃焼しやすいのも特徴です。
ユーザーからは「安定感があり、フライパンを置いてもグラつかない」と好評です。
男性 /30代前半(岐阜県)
元々はLOGOSのたき火台ではなく、キャプテンスタッグの折り畳み焚き火台を購入する予定だったが、実物を店舗で見て、思ったよりもサイズが小さかったのと、焚き火台としての安定感もそれほど優れてはいなかったため、大は小を兼ねるといった意味でもLOGOSのたき火台を購入した。実際に使用してみて第一に思った感想としては、圧倒的に安定感が良かったこと。土台となる部分の脚も大きく広がるため、フライパンや鍋を置いてもグラつくことはなく、薪や炭を追加するのも簡単で改めてこの焚き火台を購入して良かったと実感した。また、製品としての丈夫さや耐久性も優れているため、長時間たき火をしてもフレームが歪むこともないので、長い間使い続けることができるのも良い点だと思っている。
焚き火をするだけでなく、調理にまで使えて便利な商品ですが、1万円程度で購入できるお得さが魅力です。
まとめ
「買ってよかった」と思えるキャンプ用品を選ぶためには、以下の3つを重視しましょう。
- 使用する人数で選ぶ
- 使用する季節で選ぶ
- メーカーで選ぶ
本記事で紹介している「買ってよかったキャンプ用品の特徴と理由」を参考に、自分にぴったりな製品を見つけてくださいね。
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