「いつかはマンションを購入したい」という夢を持っている人も多いのではないでしょうか。
より快適に生活できるマンションを購入するため、どこに注目すればいいのか悩む人もいるでしょう。
素敵なマンションは多く存在しますが、なかには買ってはいけないマンションもあります。
本記事では買ってはいけないマンションの特徴と逆におすすめのマンションを、実際の購入者の感想とともに解説します。
買ってはいけないマンションの特徴
買ってはいけないマンションには、いくつかの特徴があります。
マンションを購入する際は、以下の特徴に当てはまるものを避けましょう。
住人のマナーが悪い
住民のマナーが悪いと、日常の生活でストレスを感じるだけでなく、マンションの評判も下がってしまいます。
仮に近隣トラブルが起きた際も、購入しているとすぐに立ち退けず、問題が長期化してしまいます。
マンション購入前に住民のマナーを確かめるのは難しいですが、以下を事前に確認してみましょう。
- ゴミのポイ捨てがないか
- 郵便受けが散らかっていないか
- 昼と夜それぞれ騒音がしないか
- エントランスに人が溜まっていないか
郵便受けやゴミ箱、エントランスなどの清潔感で、住民のマナーは大体わかります。
また、騒音問題は実際に入居しているとストレスの原因になるため、事前に足を運んできちんと確認しておきましょう。
周辺環境が良くない
駅からのアクセスや近くのスーパー・コンビニなど、マンションの購入にはそういった周辺環境が大事です。
駅から遠かったり、スーパーやコンビニがないエリアだったりすると、マンションとしての価値も下がってしまいます。
売却を見据えてマンションを購入する人は、将来的にマンションの価値が下がらないかどうかを考えてみましょう。
また、高齢になってから住みやすいかという観点からも、マンションの周辺環境は大事です。
たとえば免許を返納した場合、車がなくても買い物や移動がしやすいかを購入前に調べておきましょう。
建物に欠陥がある
欠陥のあるマンションを購入する人は少ないと思われるかもしれませんが、実は意外と多いマンション購入の失敗例です。
購入前に建物の欠陥を見つけるのは難しいですが、下記の点に注意して見てみましょう。
- 部屋の天井にシミがないか
- 床が傾いていないか
- ドアや窓の立て付けが悪くないか
水漏れがあると、不自然なシミが天井についていることがあります。
ビー玉を転がしたり水平器を置いてみたりして、床の傾きも確認できると、なお良いでしょう。
上記に該当する場合、日常生活で気にならなくても、長年住んでいると欠陥が後々出てくる可能性は高いです。
また、ドアや窓の立て付けに関しても、事前に調べておきましょう。
とくに新築ではなく中古マンションを購入する際は、注意して確認しましょう。
買ってはいけないマンションのメーカーってあるの?
買ってはいけないマンションのメーカーはあるのでしょうか。
ここでは以下3つのメーカーを口コミとともに紹介します。
三井のリハウス
三井のリハウスは、設立53年を超える不動産会社で、これまでに100万件以上の不動産を扱ってきた実績があります。
全国に291店舗展開し、顧客満足度96%と品質の高い建物やサービスを提供しています。
また三井のリハウスを運営する「三井不動産リアルティグループ」は、36年もの間、全国売買仲介取扱件数で不動のNo.1です。
マンションの売買に関するサポートでは「360°サポート」が用意されています。
売買契約が決まる前に、建物と設備の状態を無料で調査してくれるため安心です。
さらに物件引き渡し後も、一定期間内なら無料で修繕してくれる場合があります。
購入前だけでなく、購入後もサポートしてくれるため、安心してマンションの購入に踏み切れるでしょう。
住友不動産販売
住友不動産販売株式会社は、全国に200店舗以上展開する不動産会社です。
全国に直営店があるため、教育の行き届いた社員が担当してくれます。
また担当者が変わらず、マンツーマンで対応してくれるのが特徴です。
マンション購入の際、取引の始まりから終わりまで、担当者は変わっていくのが一般的です。
しかし、住友不動産販売ではずっと同じ担当者であるため、細かいニーズや要望を汲み取ってもらいやすく、満足のいく取引が行えるでしょう。
東急リバブル
東急リバブルは、不動産専門ではなく、東急電鉄系の企業です。
電鉄系企業が不動産を取り扱うことは珍しくありませんが、ほとんど自社の路線が走るエリアだけです。
しかし、東急リバブルは全国的に利用されるほど、知名度と実績のある企業だと言えます。
東急リバブルでは、建物と住宅設備の2つの保証があり、最長2年・最大500万円まで保証してくれます。
そのため、入居後に雨漏りが起きても、実費0円で補修してくれるのが強みです。
また売却時には、東急リバブルが家具を配置して、価値を高めて売却しやすくする「アクティブ売却パッケージ」もあります。
マンションを買って失敗したエピソード
当サイトで募集して集まったマンションの失敗エピソードを紹介します。
大京穴吹不動産
広告の料金以外にオプションとしていろいろなものを付けたがるため、お手頃という感覚がどんどんなくなっていくことにリスクを覚えました。
TFDコーポレーション
道路で看板を見るほど大きな会社と思いますが、よく会社宛にしつこい営業の電話がかかってきます。対応が杜撰なのであまり良い会社ではないと思います。
旭化成不動産レジデンス株式会社
過去に、施工不良でマンションが傾いてしまった事件が話題になったから。
日神
勧誘が多い割りに微妙なマンションが多く、内見に行くと購入を強く迫ってくるため
プレサンスコーポレーション
基本的に安くて作りが簡素です。住居用というより、投資用のマンションだと思っています。横領事件もありましたし、内情が良くないと昔から噂はありました。
マンションを買うなら逆にどれがいい?
ここからはおすすめのマンションとして、以下の5つを紹介します。
会社名 | ブランド名 | 新築の価格帯 | 対応エリア |
---|---|---|---|
住友不動産販売 | ・シティハウス ・シティテラス ・シティタワー ・セントラルレジデンス ・パークスクエア ・ガーデンハウス ・グランドヒルズ ・アクシルコート | 7,000万円〜 | ・東京 |
東急リバブル | ・ルジェンテ ・ルジェンテ ・リベル ・ウィライブ | 4,000万円〜 | ・首都圏 ・関西 ・北海道 ・東北 ・九州 ・青森 ・岩手 ・福井 ・長野 ・岐阜 ・静岡 ・三重 ・鳥取 ・徳島 ・長崎 ・熊本 ・大分 ・沖縄 |
三井のリハウス | ・パークホームズ ・パークシティ ・パークコート ・パークマンション ・パークリュクス ・パークタワー | 2,000万円〜 | ・首都圏 ・関西 ・愛知県 ・岐阜県 ・三重県 ・北海道 ・宮城県 ・広島県 ・岡山県 ・福岡県 ・熊本県 |
三菱地所レジデンス | ・ザ・パークハウス ・ザ・パークハウス グラン ・ザ・パークハウス アーバンス ・ザ・パークハウス オイコス ・ザ・パークワンズ ・ザ・パークハウス ステージ | 4,000万円〜 | ・首都圏 ・札幌 ・仙台 ・東海 ・関西 ・広島 ・岡山 ・九州 |
住友不動産販売のマンション
住友不動産は、一戸建てからマンションやホテルまで、幅広く手掛ける不動産会社です。
技術力が高く、品質が良いのはもちろん、デザイン性の高さも特徴です。
住友不動産が建てるマンションは、エントランスや周辺の公園などにも気を配っています。
そのおかげで、購入時から価格が下がりにくいメリットがあります。
ユニバーサルデザインを取り入れているマンションが多く、高齢者でも使いやすい物件が多いです。
非記載 / 非記載
JR大津駅から徒歩9分の中古マンションを購入しました。大津駅付近はあまり物件が出ず、人気のマンションでした。ネットに情報が出たので、即座に住友不動産に連絡を取りました。まだ居住中でしたが、すぐに担当者が内覧を手配してくれて、見学に至り、購入を決めました。キッチンの角に少し傷があったので、50万円の値引きをお願いしたところ、不動産業者が持ち主にプッシュしてくれてスムーズに決まりました。リフォームも関連会社で手配してくれて、アドバイスも的確で良かったと思います。
女性 / 40代前半
購入の時のサービスが良かった。引っ越し費用がタダになるなど。引っ越し後のアフターサービスも良い。
東急リバブルのマンション
東急リバブルは、東急電鉄の運営する不動産会社です。
全国的に人気があり、マンションの購入だけでなく売却にも強みがあります。
リバブルあんしん仲介保証では、最長2年・最大500万円の補修費用を保証してくれます。
売却時にはアクティブ売却パッケージといって、売却前にリフォームしてから売りに出せるのが特徴です。
リフォーム費用は売主側で支払う必要はありますが、物件売却時の支払いのため、負担はかなり小さいでしょう。
男性 / 40代前半
物件のいいところも悪いところも紹介してくれた。 住宅ローンを組む際に、こちらに有利になるプランを探してくれた。
三井のリハウスのマンション
三井のリハウスは、これまで100万件以上の不動産を取り扱った実績があります。
これまでに培った経験と知見から、最適なマンション選びを支援してくれるでしょう。
全国の仲介取扱件数で36年連続1位を獲得しているように、実績がわかりやすいため安心できます。
また、三井のリハウスは購入時だけでなく、売却時にも強みがある不動産会社です。
売買契約前の建物と設備の状態を無料で調査してもらえます。
それだけではなく、引き渡し後も一定期間内なら、補修や修理を無料で行ってくれます。
買い主だけでなく、売り主からも評判が良いため、多くの優良物件を取り扱えているのでしょう。
女性 / 30代前半
提携銀行がみずほで、既に口座開設してあって投資もしてたので、手続きがスムーズだった
三菱地所レジデンスのマンション
三菱地所レジデンスは、19年連続でグッドデザイン賞を受賞しています。
品質の高さだけでなく、デザイン性の高さが強みの不動産会社です。
周辺環境と調和したデザインが多いため、自然を感じられるマンションに住みたい人は検討してみてください。
少世帯向けのマンションも多く、子育てが終わってからの暮らしに最適なマンション選びができるでしょう。
マンションに関するよくある質問
マンションを購入する際は、以下3つの質問をおさえておきましょう。
マンションを買ってよかったことは?
駅やスーパーへのアクセスが良く、近隣のトラブルがなければ、かなり良い買い物だといえるでしょう。
一戸建てに比べて防犯性能が高く、暖房や冷房も効きやすいです。
他にも高層階なら眺めもよく、景色を見ながら日々の疲れを癒やせるでしょう。
マンションは買うのをやめた方がいい?
マンションは、購入した瞬間に資産としての価値が下がりやすいです。
一戸建ては、建物の価値が下がる一方、土地自体の価値は下がりにくいです。
マンションは戸数あたりが占める土地の範囲が小さく、土地としての価値がないため、資産価値で見ると一戸建てに劣ります。
また立地や間取りなど、注文住宅と異なり自分の理想に合うマンションを探すのも大変です。
しかし、防犯や防災面ではマンションのほうが安心できるため、上記を考慮して検討しましょう。
マンション購入の初期費用はいくら?
一般的にマンション購入の初期費用は、新築だと物件価格の3〜5%、中古で6〜10%だといわれています。
仮に4,000万円のマンションを購入する場合、新築で200万、中古で400万円ほどの初期費用がかかります。
その他にもカーテンやテーブル、家電製品などの購入、ガスや電気といったライフラインの契約が必要です。
ローンの返済や、マンションの修繕の際に使う修繕積立金など、初期費用以外にもランニングコストがかかります。
購入時の初期費用だけでなく、それらも考慮しておきましょう。
まとめ
本記事では買ってはいけないマンションを解説しました。
以下の特徴に当てはまるマンションはおすすめしません。
- 住人のマナーが悪い
- 周辺環境が良くない
- 建物に欠陥がある
上記の特徴に注意し、満足できるマンションを見つけましょう。
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