軽自動車を買うときは「高価な買い物だから失敗したくない」と悩む人が多いのではないでしょうか。
そんな人のために本記事では、軽自動車の選び方や「買ってよかった」と評価されている軽自動車とその理由を紹介しています。
さらに「これは買わないほうがいい」という軽自動車の特徴も解説します。
買ってから後悔しないように必須のポイントをおさえ、最適な軽自動車を選びましょう。
なお、軽自動車ふくめた全車種で「買ってよかった車」を知りたい場合、こちらの記事でくわしく紹介しています。
買ってよかったと思える軽自動車の選び方は？
「買ってよかった」と思える軽自動車の選び方を具体的に解説します。
価格で選ぶ
軽自動車を選ぶときに予算をあらかじめ設定しておけば、目移りせずスムーズに車が選べます。
予算を決めることで、中古車も視野に入れるのか、ローンを組んで購入するのかの判断もできます。
たとえば、本体価格140万円を超えるホンダ「N-BOX」も、中古車なら100万円程度で購入可能です。
車内の広さで選ぶ
車内の広さ（全長や全高）は、乗り心地に大きく関わってきます。
ただ、全体の長さだけでなく、シートの質や背もたれの角度調整、前後方向へ移動できるかなども、乗り心地を判断する基準として考えられます。
他にも「ベビーカーを載せたい」「キャンプ用具を積みたい」などの要望がある場合、シートを倒してフラットにできるかも重要です。
デザイン性で選ぶ
車は一度購入したら長く乗ることが多いので、自分が気に入るデザインかを考慮するのがおすすめです。
好みの色やボディの形状など、軽自動車ごとに特徴があるので、できれば実際に車を見て選びましょう。
また見た目だけでなく、内装にもこだわることで、より満足度の高い車選びができます。
買って後悔しない軽自動車とは？
ここでは、軽自動車を選ぶときの疑問に回答していきます。
男性女性問わず、人気の軽自動車ランキングは？
軽四輪車通称名別新車販売確報によると、男性・女性問わず人気の軽自動車ランキングは以下のとおりです。
| 順位 | 車名 | 価格 |
|---|---|---|
| 1位 | スズキ「スペーシア」 | 1,312,300〜1,656,600円 |
| 2位 | ホンダ「N-BOX」 | 1,448,700〜2,252,800円 |
| 3位 | ダイハツ「ムーヴ」 | 1,135,200〜1,501,500円 |
スズキ「スペーシア」はハイトワゴン（天井の高い軽自動車）で、室内空間の広さとシートアレンジの豊富さが特徴です。
ホンダ「N-BOX」は、2021年度の国内販売台数1位を獲得した人気車種で、シンプルながら高級感あふれる内装、親しみやすい外観が特徴です。
ダイハツ「ムーヴ」は、UVカットガラスやシートヒーターを備えたモデルもあり、運転時の快適さを向上してくれます。
故障の少ない軽自動車ランキングは？
J.D. パワー2021年日本自動車耐久品質調査によると、故障の少ない軽自動車ランキングは以下のとおりです。
| 順位 | 車名 | 価格 |
|---|---|---|
| 1位 | ダイハツ「ミライース」 | 860,200〜1,248,500円 |
| 2位 | ホンダ 「N-ONE」 | 1,599,400〜1,999,800円 |
| 3位 | ダイハツ「ムーヴ キャンバス」 | 1,430,000〜1,628,000円 |
軽セダンの中で1位を獲得したダイハツ「ミライース」は、予防安全機能「スマアシ」を搭載し、故障だけでなく事故も起きにくい車種です。
ホンダ「N-ONE」は、予防安全システム「Honda SENSING」を全タイプに搭載し、安全性の高い車になります。
ダイハツ「ムーヴ キャンバス」は、高い衝突安全性能を実現したTAFボディが採用され、事故時の被害を最小限にとどめてくれます。
軽自動車の中でも高級車のような乗り心地の車は？
価格.com – 自動車 軽自動車の満足度ランキングによると、軽自動車の中で乗り心地の良い車は以下のとおりです。
| 車名 | 価格（税込み）2022年6月時点 |
|---|---|
| スズキ「アルト」 | 943,800〜1,379,400円 |
| ホンダ「N-WGNカスタム」 | 1,298,000〜1,827,100円 |
| ホンダ「S660」 | 2,321,000〜3,150,400円 |
スズキ「アルト」はヒートシーターが内蔵され、冬の寒い日でも乗り心地抜群です。
ホンダ「N-WGNカスタム」のシートは身体になじむように設計され、包み込まれるような気持ちで乗り続けられます。
スポーツカーの軽自動車であるホンダ「S660」は、エンジン性能が高く走行はスムーズで、乗り心地だけでなく速さも捨てたくない人におすすめです。
かっこいい軽自動車は？
軽四輪車通称名別新車販売確報によると、かっこいい軽自動車は以下のとおりです。
| 車名 | 価格 |
|---|---|
| ダイハツ「タフト」 | 1,353,000〜1,672,000円 |
| スズキ「ジムニー」 | 1,485,000〜1,903,000円 |
| スズキ「ワゴンR」 | 1,098,900〜1,544,400円 |
ダイハツ「タフト」は、角張ったフェイスがかっこいい軽自動車で、サーフボードやベビーカーなどの大きな荷物が積めます。
オフロード走行といえばのスズキ「ジムニー」も、頑丈な作りと無骨な見た目がかっこいい人気の1台です。
スズキ「ワゴンR」は、「HYBRID FZグレード」のフロントグリルがかっこよさのポイントです。
買ってはいけない軽自動車の特徴とその理由
買ってはいけない軽自動車の特徴は以下です。
- 乗り心地が悪い軽自動車
- 用途に合っていない軽自動車
- 安全性能が不安な中古の軽自動車
乗り心地が悪いと、乗るたびにストレスを感じてしまいます。
また、用途（通勤・通学や子どものお迎え）によって、適した軽自動車を選ぶ必要があります。
中古車を購入するときは、安すぎる車は避け、整備済みの車をきちんと選ぶようにしましょう。
なお「買ってはいけない軽自動車の特徴」は、こちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。
買ってよかった軽自動車とその理由
ここからは、買ってよかった軽自動車をユーザーの感想と合わせて紹介します。
クラウドワークスにてアンケートを実施し、「買ってよかった車種」であがった票数順に表示しています。
| 車名 | 価格 |
|---|---|
ホンダ「N-BOX」 | 1,448,700〜2,252,800円 |
ダイハツ「タント」 | 1,243,000〜1,666,500円 |
ダイハツ「ムーヴ」 | 1,135,200〜1,501,500円 |
スズキ「ワゴンRスティングレー」 | 1,501,500〜1,776,500円 |
ホンダ「N-BOX」
2021年国内販売台数1位のホンダ「N-BOX」。
購入者からは「荷台がとにかく使いやすい」との声がありました。
男性 / 30代後半
N-BOXの前は軽ワゴンに乗っていたのですが、荷台の積載量がいまいちでした。その点、N-BOXは荷台スペースがでかく、大きな物も結構積めます。とくに引っ越し時は便利で、本棚を車に積むとき、セダンでは積めなかったんですが、N-BOXは後部座席をスライドさせるとちゃんと積めました。この荷台スペースの広さが買って良かったと思わせました。
女性 / 20代後半
N-BOXは軽自動車なのに車高も高く、車内が広々としていて後部座席に座っても足元が広々していて窮屈さがないところが、「軽自動車なのに広い！」という良かったところです。あとはスライドドアで小さい子供の乗せ降りも楽でものすごくよかった。
男性 / 50代後半
この車は軽自動車規格なのですが、もはや完全に高級車です。乗り心地のよさ、エンジンの質感、室内の広さ、静粛性など、どれをとつても高い次元でまとめられています。また、スライドドアがとても軽く、開けやすいです。
女性 / 50代後半
人気の軽自動車だけに若干高かったけれど、小回りがきくし燃費もいいです。その上、軽四とは思えない加速の良さや、室内空間のゆとりなど、夫婦二人、車で遠出はもうしない我が家にはピッタリの車です。税金やメンテナンス代が安く済むのもいいです。
女性 / 20代後半
彼氏とふたりで乗る車を探し始め、NBOXがかっこいいと思い、買うことにしました。NBOXは後ろのドアがスライドドアなので開けやすく、後ろの席も広くてすごくお気に入りです！座席を倒せば仮眠するスペースも十分とれます！
女性 / 20代前半
軽だけど、広いと感じたから。後部座席はスライドドアなので、荷物がたくさんあって手が塞がっていても開けやすくてよかった。スライドドアは風が強い日でも安心して使うことができるからよかったなと思った。スライドドアのドアノブが軽く引くだけで開けることができるので楽だなと思った。
「N-BOX」は全高1,700mm以上で、スーパーハイトワゴンに分類されるため、かなり広めの車内を満喫できます。
ダイハツ「タント」
ダイハツ「タント」は、車に近づくと自動でドアが開いたり、センターピラー（車側面の柱）がなく乗り込みやすかったりと、利便性の高い車です。
購入者からは「乗り込み口が広くお年寄りでも乗りやすい」との声がありました。
男性 / 40代後半
タントが良かった理由は、左側のセンターピラーがない点です。祖母を車に乗せることがあったんですけど、お年寄りで足が悪かった祖母にとって、センターピラーはじゃまでした。その点、タントは乗りやすいと祖母から喜ばれたので、買ってよかったと感じました。
男性 / 40代前半
車体の外観がシンプルでコンパクトさがあって、愛着感を感じることができました。後席がスライド式ドアになってるので、前席のドアも同時に開けると間口がかなり広々するので、乗り降りが非常に便利で気に入ってます。特にキャンプでアウトドアグッズの積み込みや買い物をした際に、食料品や日用品などを積み込む際に便利です。また、燃費も良いので購入して良かった軽自動車です。
運転席から後部座席への移動もしやすく、ファミリー層におすすめの車です。
ダイハツ「ムーヴ」
ダイハツ「ムーヴ」は室内長が2,080mmあり、大人4人がゆったり乗れる室内空間を実現しています。
購入者からは「小回りの利きやすさと視界の広さで運転しやすい」との声がありました。
男性 / 20代後半
買って良かった点は、視界が広く運転しやすいところです。それと燃費もいいので、毎月のガソリン代を節約することもできました。また車体がコンパクトなので、小回りも利き、狭い道でも運転しやすいです。
男性 / 30代後半
この車を買って良かったと思ったのは、なんといっても軽自動車とは思えないほどの広さがあり、計器類もかなり見た目に高級感があると思ったからです。運転席も意外と広いので、長時間の運転もあまり疲れないのも良いと思いました。
シートアレンジも豊富で、さまざまな使い方に対応しています。
スズキ「ワゴンRスティングレー」
スズキ「ワゴンRスティングレー」は、室内長2,450mmとダイハツ「ムーヴ」より広く、収納スペースも多いです。
購入者からは「ターボエンジン機能が優秀」との声がありました。
男性 / 30代後半
軽自動車でターボがついており、その加速性能が良かったです。車両重量も軽いですし、グイグイ加速します。当時3ナンバーの車も私は持っていたのですが、80kmまでの加速なら遜色なく、これは凄いなって感じました。
男性 / 40代前半
軽自動車にしては中が広かったですし、デザインもかっこよくて気に入っていました。また、ちょっとした用事や買い物などに使いやすくもありましたし、ドライブも楽しくできましたので、軽の中でも買って良かった車でした。
新技術の応用で熱効率を飛躍的に向上させた「R06D型エンジン」により、高い加速力を生み出します。
まとめ
「買ってよかった」と思える軽自動車を選ぶためには、以下の3つを重視しましょう。
- 価格で選ぶ
- 車内の広さで選ぶ
- デザイン性で選ぶ
本記事で紹介している「買ってよかった軽自動車とその理由」を参考に、自分にぴったりな製品を見つけてくださいね。
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