リモートワークの一般化し、需要が高まっているノートパソコン。
実際にノートパソコンを購入しようと家電量販店へ行くと、種類の多さに驚きますよね。
しかも、なかには「買ってはいけない」と口コミされているものもあります。
種類が多すぎて、どのノートパソコンを買っていいのか分からない……
買ってはいけないノートパソコンの特徴が知りたい!
買ってはいけないノートパソコンの特徴とその理由、逆に買うべきおすすめのモデルを紹介します。
なお、買ってよかったノートパソコンは、こちらの記事で特集しているので参考ください。

買ってはいけないノートパソコンの特徴とその理由
買ってはいけないノートパソコンの特徴とその理由を紹介します。
メーカーサポートが付いていない
Amazonや楽天市場では、無名メーカーが3万円台〜格安でノートパソコンを販売しています。
価格だけでみると魅力的ですが、多くの場合メーカーサポートが充実していません。
メーカーサポートって本当に必要?
例えば、以下のようなトラブル発生時にはメーカーサポートが役に立ちます。
- パソコン起動時の初期設定が分からない
- WiFiが繋がらない、バッテリー充電ができないなどのトラブル
- 初期不良や故障時の修理・交換などのサービス
パソコン初心者の方は、特にメーカーサポートの有無を確認しましょう。
性能の低いCPUを使用している
パソコンを選ぶ際に気をつけたいポイントがCPUです。
CPUとは
システム制御やデータ処理を行っている頭脳のような役割のパーツ。事務処理から動画視聴、画像編集など全ての処理に影響し、高性能なほど素早く安定した動作が行える。低性能なほど動作が遅くなり、画面のフリーズも多くなる。
「Pentium」「Celeron」など、性能が低いノートパソコンは動作が遅くなりやすいです。
ストレスなくスムーズに作業するためにも、高性能なCPUが搭載されたモデルを選びましょう。
以下にCPUの情報をまとめましたので参考にしてください。
- 最高水準の性能(動画編集なども素早く実行可能)
Intel Core i9、AMD Ryzen9 - 高性能(動画や画像編集などもスムーズに実行可能)
Intel Core i7、AMD Ryzen7 - やや高性能(処理速度は早めで高額すぎないため初心者におすすめ)
Intel Core i5、AMD Ryzen5 - 通常性能(高負荷になると動作が遅くなることもあるが、まだ使えるレベル)
Intel Core i3、AMD Ryzen3 - 低性能(動作が遅くなることが多く、使いにくい)
Pentium、Celeron、Atom、Athlon、A-Series
メモリが少ないノートパソコン
CPUが高性能でも、メモリが少ないと処理速度が落ちてしまいます。
メモリとは
データやプログラムを一時的に記憶するためのパーツ
メモリの容量が大きいほど多くのデータを記憶できて、データ処理が効率化・高速化
広いほど多くの物を置ける作業台のようなイメージ
一般的に販売されているノートパソコンでは4GBや8GBが主流。
しかし、格安のパソコンはメモリが少ないものもあります。
2GB程度ではパソコン起動だけで限界なので、4GB以上のメモリ(予算が許すなら8GB以上がベター)を搭載するパソコンを必ず選びましょう。
ストレージがHDDのみ(SSD非搭載モデル)
CPUとメモリの次に重要なのがストレージです。
ストレージとは
パソコンのデータを長期的に保存するための記憶装置。昔はHDD(ハードディスクドライブ)が主流だったが、今はSSD(ソリッドステートドライブ)が主流。容量が大きいほど多くのデータを保存可能。
パソコン起動だけでもSSDの場合なら10秒くらいで完了するところ、HDDの場合は1分以上かかることもあります。
自分の使い方に適していないサイズ
ノートパソコンは10インチ程〜大きいサイズだと15.6インチ程と、さまざまなサイズがあります。
自分がどのようにノートパソコンを使うのか考えてサイズを選ぶことが重要です。
家だけではなく、外でも持ち運びたい!
このような方は、持ち運びしやすく比較的軽量な13インチがおすすめです。
外でしか使わないからもっと小さいサイズがいい……!
このように考える方もいますが、以下の理由から13インチより小さいサイズはおすすめしません。
- 画面が小さすぎて見にくい
- キーボードが小さく使いにくい
- バッテリーが小さく電池持ちが悪い
買ってはいけないノートパソコンのメーカーってあるの?
買ってはいけないノートパソコンがあるかどうか、メーカーごとに紹介します。
Apple(アップル)はどう?
iPhoneでおなじみのApple(アップル)。
なかでも「MacBook」シリーズは、スタイリッシュなアルミボディがとてもおしゃれ。
WindowsOSとは異なるmacOSを使うことで、直感的に操作できるのも魅力的です。
主な特徴を以下にまとめました。
- スタイリッシュなデザインでmacファンも多い
- 独自のOSで動き、Windowsのパソコンとは使い方が異なる
- 音楽制作や動画・画像編集などに長けている
- iPhoneやApple Watchとの画像・動画連携がスムーズ
CPUには独自開発されたApple M2チップが使用され、Intel Core i7以上のパフォーマンスを実現。
それにも関わらず価格は約16万5千円なので、値段以上の実力を秘めたノートパソコンといえます。

Microsoft(マイクロソフト)はどう?
WindowsOSの開発メーカーとしても有名なMicrosoft(マイクロソフト)。
スタイリッシュなデザインの「Surface Laptop 5」が人気を集めています。
タッチスクリーン機能により、タブレットのように操作できるのがとてもユニーク。
主な特徴は以下のとおりです。
- Macbookにも通じるスタイリッシュで落ち着いたデザイン
- WindowsOSメーカーが作っているだけあり動作が安定している
- タッチスクリーン機能でマウスなしでもスムーズに作業可能
- 15インチの大きめサイズでも野暮ったさがなくかっこいい
また、音質や映像の良さについての高評価の口コミがあり、音楽や映画鑑賞にもおすすめです。
laptop3は解像度や色彩感をうまく保ちながらも目に優しい。音についても同様。laptop3は繊細ながらも聴き疲れしない音だ。長く作業してるとlaptop3のほうが断然疲れにくい。laptop3はアナログのようなワイドレンジで重心が低めの音が出る。これは予想外の結果である
Amazonカスタマーレビュー
Lenovo(レノボ)はどう?
低価格だけど高性能なパソコンを多く販売している人気メーカーLenovo(レノボ)。
なかでも「IdeaPad Slim 370i」は、非常に高性能なのに7万円と低価格でおすすめです。
主な特徴を以下にまとめました。
- CPUは第12世代Intel Core i5で快適にタスクを実行できる高スペック
- シンプルなデザインは落ち着いた大人の雰囲気があり、毎日使っても飽きない
- 画面は14インチサイズで持ち運びもしやすい
- ヒンジを180度開くことができ、誰かと共同作業しやすいのも人気の理由
性能の良さが魅力的ですが、ディスプレイの映りがイマイチという口コミがありました。
ディズプレイはTN液晶で色の映りが良くありません。スマホ画面になれている眼にはストレスがかかります。やはりIPS液晶のPC(renovo ideapad slim 550i)をお勧めします。
液晶以外はすべてGOOD!
Amazonカスタマーレビュー
ノートパソコンを買って失敗したエピソード
当サイトで募集して集まったノートパソコンの失敗談を紹介します。
MacBook Air
その当時はWindowsのパソコンを使っていたのですが、急にMac系のパソコンに変えたため使い方からわからず、何をするにもいちいち調べなくては分からなかったので仕事の効率が下がり、失敗したかなと思いました。またディスクドライブがないので、急にデータの取り込みや必要な事項が出現した時に困りました。
MacBookAir
私は普段からMacBook Proを使って音楽関係の仕事をしておりますが、友人から2019年発売のMacBook Airをおすすめされたので、予備で一台持っておこうと思い、15万円ほどで購入をしました。しかし今までMacBook Proを使っていた自分にとっては画面のスピード感や読み込む速さ、ページの切り替えなどが遅いとストレスに感じてしまう場面が多く、使わなくなってしまいました。そのMacBook Airは結果的に妹にあげました。
Fujitsu FMV
パソコンに詳しくないので、業者さんの言われるがまま、おススメを購入したのですが、現在は使いやすく問題ないのですが、 これからデザイン系を勉強したい時に、イラストレーターなどの使いやすさがどうなのか マックブックなどにした方が良かったのかもと、少し後悔しています。 娘も同じくなので、下調べもせず、考えなしに買うと、いずれ買い直すことになるのだろうなと思います。
DELL Inspiron 15 3000
仕事でノートパソコンが急遽必要になったので、公式サイトで紹介されている即納モデルをすぐに購入したのですが、標準である4GBではメモリが足りず、まともに使うことができまでせんでした。 元々購入の際のカスタマイズ画面ではメモリの変更ができず、簡単な操作ならば4GBでも動くという情報もあったので大丈夫かと思ったのですが、通常の事務作業もできませんでした。 仕方なく自分でメモリ増設をするしかなかったのですが、分解した場合には保証を受けることができず、届いて数日で無保証状態に。 背に腹は代えられない状態だったので仕方なかったですが、もう少し慎重に検討できる時間があったらと思いました。
ノートパソコンを買うなら逆にどれがいい?
「これなら買っても大丈夫」といえる、おすすめのノートパソコンを3つ紹介します。
なお、買ってよかったノートパソコンは、こちらの記事で特集しているので参考ください。

コスパの良さならLenovo「IdeaPad Slim 370i」
高性能なのに8万円以下と高コスパが魅力のLenovo「IdeaPad Slim 370i」。

CPUは第12世代Intel Core i5でメモリは8GBのため、動画編集などの高負荷作業もスムーズに実行可能です。
Microsoft Office搭載モデルでも10万円以下で購入できるのも嬉しいポイント。
メモリ増設やSSD換装も可能で拡張性もGOODな逸品です。
まずは一台持っておきたい方におすすめ!
性能重視で持ち運ぶならApple「MacBook Air」
独特なデザインが多くのファンを魅了しているApple「MacBook Air」。

Apple M2チップはIntel Core i7相当のCPUですが、高負荷作業をしてもほとんど発熱せず快適に使用可能!
バッテリーの駆動時間も最大15時間と長く、外出時での使用にもピッタリです。
唯一のデメリットはWindowsOSしか対応していないゲームが多いことのみ。
ゲーム以外ならどんな作業も快適に実行可能で、男女年代問わずおすすめのノートパソコンです。
値段よりもスペックと持ち運び重視ならこちら!

あれもこれも!全方位対応HP「Spectre x360 14」
老舗パソコンメーカーHPの万能ノートパソコン「Spectre x360 14」。

CPUはIntel Core i7、メモリは16GBにIris Xe グラフィックスと、オフィス用途から軽いクリエイティブ作業まで対応可能です。
13.5インチのコンパクトモデルながら、WUXGA(1920 x 1280)の高解像で作業性にもすぐれています。
ノートパソコンでさまざまな挑戦をしたい方にピッタリの全部載せモデルです。
ノートパソコンの買い方に関するよくある質問
ノートパソコンの選び方についてよくある質問を集めました。
MacとWindowsって何が違うの?
MacとWindowsはOSの名称です。
OSが違うと、マウスやキーボードの操作や使えるアプリなどが異なります。
どのような違いがあるか、以下にまとめました。
- Macの特徴
クリエイティブな専用アプリがあるため、クリエイターやデザイナーに愛用者が多い
MacOSを搭載したパソコンを販売しているメーカーはAppleのみ
専用のアクセサリーツールが豊富で、直感的に操作ができる - Windowsの特徴
同時処理やファイル管理に向いており、学生からビジネスマンまで幅広く使われている
多くのメーカーがWindowsOS搭載パソコンを販売しており、比較的安価で手に入る
世界シェアNo.1のOSで、トラブルの解決方法が調べやすい
Macには対応していないゲームが数多くある
自分に合うパソコンはどうやって探せばいい?
自分がパソコンで何をしたいのかによって、MacOSかWindowsOSのどちらが合うか分かります。
- Macがおすすめ
デザイン活動や動画・画像制作などクリエイティブなことをやりたい
Apple製品が好き
iPhoneとクラウド対応させたい - Windowsがおすすめ
事務作業や会社での一般業務をしたい
できるだけコスパの良いパソコンが欲しい
ゲームもいろいろ遊んでみたい
また、パソコンの改造に興味がある方も、Windowsのほうがカスタムしやすいのもポイント。
パソコン初心者の場合、安価で幅広く使えるWindowsのノートパソコンがおすすめです。
ネットと実店舗、どちらで買うのがどちらがおすすめ?
ネットだと、さまざまな種類のパソコンを一気に見れ、仕様や性能を簡単に比較できて便利です。
その一方、実際に触ったり手に取れません。
実店舗のメリットは、実際に触って使い心地を確認できることです。
しかし、数あるパソコンを一気に触ってチェックするのはとても手間がかかるもの。
ネットと実店舗を上手に併用することで、効率よく自分に合ったノートパソコンが見つけられます。
まとめ
良いノートPCも多くありますが、なかには買ってはいけないモデルも存在します。
ポイントを押さえて選べば、後悔しないノートパソコンを買えること間違いなしです。
- メーカーサポートが付いていない
- CPUやメモリの性能が低い
- 自分のやりたいことに合っていない
買ってはいけないノートパソコンと買ってOKなノートパソコンのポイントを見極め、自分にピッタリのモデルを選びましょう。
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