荷物をたくさん積めて、乗車人数も多いミニバンは、ファミリー使いやアウトドアにぴったりの一台です。
とくに家族が多い方は、一度はミニバンの購入を検討したことがあるのではないでしょうか。
便利なミニバンですが、なかには「買ってはいけないミニバン」も存在します。
そこで本記事では、買ってはいけないミニバンや逆におすすめのミニバンを、実際に使用したユーザーの感想とともに紹介します。
自分に合ったミニバンを見つけ、ドライブを楽しみましょう。
買ってはいけないミニバンの特徴
買ってはいけないミニバンの特徴とその理由を紹介します。
走行性能が悪い
車高が高く、車体の大きいミニバンは、空気抵抗を受けやすくなります。
そのため「ブレーキやカーブの振動が伝わりやすい」「風に煽られやすい」という点がデメリットです。
しかし、近年では低重心化したモデルも発売されています。
低重心化すると、風による抵抗が少なくなり、運転しやすくなります。
ミニバンを選ぶ際は、重心の高さもチェックしましょう。
また、ボディが大きいため、初心者には運転しにくい場合もあります。
ミニバンは、車種によって車体の大きさが違うので、運転初心者は小さいサイズを選ぶといいでしょう。
購入する際は、試乗して「運転のしやすさ」や「乗り心地」を確認するのがおすすめです。
維持費がかかる
維持費には、ガソリン代や自動車税などがかかります。
ミニバンの中には燃費が悪いものもあります。
たとえば、トヨタのアルファードは燃費があまり良くありません。
日産のセレナと比較すると以下のとおりです。
車種 | 燃費 |
---|---|
アルファード | 10.6km/L |
セレナ | 13.0km/L |
ガソリン代を抑えたい場合、ガソリン車より燃費のよいハイブリッド車がおすすめです。
アルファードもガソリン車は上記の燃費ですが、ハイブリッド車は「17.7km/L」とかなり差があります。
ガソリン代のほか、ミニバンは自動車税が高くなることもあります。
自動車税の金額は、排気量によって変動するものです。
軽自動車やコンパクトカーに比べ、車体の大きいミニバンは排気量も多く、自動車税が高くなります。
購入する際は排気量も必ずチェックしましょう。
荷物が積めない
ミニバンは、荷物を多く積める点がメリットです。
しかし中には、意外と荷物が積めないという声も上がっています。
ミニバンは、サイズ別に5つのカテゴリーに分けられています。
サイズが大きいほど室内空間が広く、車体価格も高いです。
- SSサイズ:コンパクトで小回りが効くため、運転しやすい
- Sサイズ:車高は低めだが、室内空間はある程度確保している
- Mサイズ:ベーシックなサイズで、家族使いにおすすめ
- Lサイズ:Mサイズより内装も凝っていて、家族の人数が多い人向き
- LLサイズ:家族使いはもちろん、アウトドアに行く人にもおすすめ
とくにSSサイズやSサイズは、3列目のシートを倒さないと荷物を積めないこともあります。
なかには「3列目のシートを倒した場合の載積量」を表示しているサイトもあります。
購入時は、満員乗車時に荷物を積める量もチェックしましょう。
安全性能に不安がある
衝突安全性や基本的な安全装備を搭載していないミニバンは避けるようにしましょう。
近年販売されている新車であれば安全性能に問題はありませんが、古いモデルの購入を検討している際には注意が必要です。
購入前に確認すべき安全装備は、以下の通りです。
- サイドエアバッグ
- カーテンエアバッグ
- 自動ブレーキ
- 車線逸脱警告装置
これらの装備が搭載されている、またはオプションで付けられる新車や中古車を選ぶと安心です。
安全性能に加え、運転支援システムがついていなかったり性能が弱かったりする場合もあるため、購入前には忘れずに確認しておきましょう。
用途に合わない
車種によってサイズや特徴が異なるため、用途に合わないミニバンの購入は避けたほうがよいでしょう。
たとえば、街中で子どもの送迎や買い物で使うために購入を検討している場合、コンパクトでワンタッチスライドドアが搭載されているミニバンがおすすめです。
一方、キャンプや旅行などに使うミニバンを探している場合、室内が広く大きい荷物も載せられるミニバンが向いています。
用途に合っていない場合、使いにくさを感じたり、必要な荷物を載せられなかったりしてしまいます。
購入する前には、どのような場面で使用するのかを明確にし、適切なサイズや特徴のあるミニバンを購入しましょう。
立体駐車場に入らない
立体駐車場を利用している場合、高さ制限を超えてしまうミニバンを買わないようにしましょう。
立体駐車場では、車が屋根に当たらないように2m以下に高さ制限されていることが多くなっています。
横幅や奥行きが狭い立体駐車場もあり、サイズが合わないミニバンを買うと乗り降りやテールゲート利用時に不便さを感じてしまいます。
そのため、立体駐車場の高さをあらかじめ確認し、制限に収まるミニバンを購入しましょう。
買ってはいけないミニバンのメーカーってあるの?
買ってはいけないミニバンのメーカーはあるのでしょうか。
ここでは以下5つのメーカーを、口コミとともに紹介します。
トヨタはどう?
トヨタでは、有名なアルファードをはじめ、以下の5種類のミニバンを取り揃えています。
- アルファード
- ヴェルファイア
- ヴォクシー
- シエンタ
- ノア
どのモデルも「ガソリン車」と「ハイブリッド車」を用意しています。
広い室内空間の「ヴェルファイヤー」は、収納スペースをしっかりと確保したモデルです。
3列目のシートは、左右両サイドに跳ね上げる仕様となっており、床下のスペースを効率的に活用できます。
スタイリッシュなデザインの「ヴォクシー」は、走行性能にすぐれています。
タイヤと車体をつなぐサスペンションにこだわり、ミニバン特有の「揺れ」を改善しました。
またトヨタでは、月々の支払い負担が軽くなる「残価設定型プラン」を用意しています。
残価設定型プランは、車両価格の一部だけをローンで支払っていくイメージです。
価格の一部だけを支払えばいいので、クレジットカードより月々の負担を少なくできるのが特徴。
あらかじめ設定したローン期間が終了する際、以下3つのプランから好きな方法を選択します。
- 同じ店で新しい車に乗り換え
- 車を返却
- 車をそのまま購入
選ぶプランによっては、残りの金額を支払わなくてもいい場合があります(残価設定型プラン | トヨタ自動車WEBサイト)。
口コミでは「乗りやすさ」や「デザインの良さ」が好評との声が挙がっています。
ホンダはどう?
ホンダでは、以下3種類のミニバンを取り扱っています。
- オデッセイ
- ステップワゴン
- フリード
「オデッセイ」は、車高が低めで運転しやすいモデルです。
ハイブリッドシステムのe:HEVエンジンを導入しています。
e:HEVエンジンは2つのモーターで、ガソリンを極力使わず、すぐれた燃費性能を発揮します。
エコカー減税の対象車であることもうれしいポイントです。
「フリード」は、国内で販売数100万台を突破した人気の車種です。
安全性能の面では「ホンダ センシング」を搭載しています。
ホンダ センシングは、レーダーとカメラを融合した安全運転支援システムで、安全なドライブをサポートします。
口コミでは「運転のしやすさ」や「デザインの良さ」が好評です。
スズキはどう?
スズキ唯一のミニバンである「ランディ」。
快適な室内空間と充実したセーフティサポートが特徴のモデルです。
走行中の安全サポートはもちろん、駐車時のサポートもついています。
国土交通省の「先進安全技術の性能認定車」で、以下2つのJNCPAによる評価を得ています。
- 2019年:予防安全性能アセスメント「ASVトリプルプラス」
- 2018年:衝突安全性能評価 「ファイブスター」
JNCPAとは、交通事故削減を目的とする国際的慈善団体のプロジェクトです。
自動車の安全性能を数値化し、評価しています。
「予防安全性能アセスメント」と「衝突安全性能評価」は、交通事故の被害軽減効果を表し、評価されます。
「ランディ」はどちらの評価も最高評価を獲得しました。
口コミでは「運転のしやすさ」や「広い室内空間」についての声が多くありました。
日産はどう?
日産は、以下の3種類のミニバンを用意しています。
- エルグランド
- セレナ
- NV200バネット
たくさんの荷物を収納できる「エルグランド」は、3列目のシートを使っても、ゆとりのあるスペースが特徴です。
3列目シートの床下を活用し、満席でも「ゴルフバッグ6セット分」の収納スペースを確保できます。
軽量かつ静かなエンジンを採用した「NV200バネット」は、アイドリングストップを搭載しています。
ムダなガソリンを使わないよう、車が状況に応じて判断し、燃料を節約します。
また、車両ディスプレイに燃費や各種メンテナンス情報などを表示することで、いつでも車の状態を把握できます。
どちらも、国土交通省による「衝撃被害軽減ブレーキ」に認定されたモデルです。
口コミでは「運転のしやすさ」や「デザインの良さ」に関する声が挙がっています。
三菱はどう?
三菱のミニバンは「デリカD:5」シリーズです。
通常の「デリカD:5」と「デリカD:5 URBAN GEAR」の2種類が用意されています。
デリカD:5は走りにくい道でも安定した走りで、アウトドアに向いています。
一方デリカD:5 URBAN GEARは、市街地にも溶け込むスタイリッシュなデザインです。
デリカD:5 シリーズは、ボディの角度までこだわり、山道などの悪路などでも走りやすいデザインとなっています。
安全性能の面では、予防安全技術「e-Assist」を導入。
万一の時だけでなく、事故の危険を察知し、「予防・回避・軽減」できるサポートシステムです。
口コミでは「内外装のデザインの良さ」や「室内の広さ」という声が挙がっています。
ミニバンを買って失敗したエピソード
当サイトで募集して集まったミニバンの失敗エピソードを紹介します。
トヨタ アルファード
道路でよくすれ違い、スーパーの駐車場では隣同士になってしまう事も珍しくないほど人気がありすぎるため、個性を全く感じられません。また、燃費が悪く現在のガソリン高では維持するのも大変です。
トヨタ アルファード
値段が高いのにグレードによるが内容がチープに感じます。また、サイズが大きいので駐車場を選びます。乗ってる層の印象が悪いため車のイメージも悪いです。
トヨタ ヴォクシー
もともとがセレナのパクリだと思います。トヨタはそのような車が多いです。ためらわずに真似します。辞めてください。
トヨタ ノア
馬力があまりなく、安全性能が物足りないと感じました。またインテリアが少し安っぽく見えると思います。
ホンダ ステップワゴン
無駄に車体が長くて駐車場に停めるだけでも不便な事が多かったですし、車両感覚が掴みにくくて運転しずらさがありました。
ホンダ ステップワゴン
故障が多く修理費に結構お金を使いました。家族で旅行に旅行に行った際、窓が閉まらなくなり無駄な時間を使いました。何も挟まっていない状態で、パワースライドドアが完全に閉まる前に止まってしまう等、走るのに不便な状態になりました。
ホンダ エリシオン
最初は室内も広いし、いいなーと思って購入しました。しかし、重量が重いので燃費も悪いし、田舎の山道走るとき(ガードレールなし)道が狭いとすれ違いするのも大変な思いをしました。
日産 セレナ
思っていたよりも後部座席が狭いです。子どもたちのチャイルドシートを載せると、定員人数乗れるスペースはなくなります。
ダイハツ ウェイク
台風程では無いが、冬の吹雪で風が強かった時に橋の上を通っていたら、風に煽られたことが何度もあって怖かったです。
三菱 デリカD:5
歴史のあるデリカシリーズですが、日常使いや街乗りでは燃費性能や小回りとして不向きです。アウトドア好き以外は買ってはいけません。
ミニバンを買うなら逆にどれがいい?
ここからはおすすめのミニバンとして、以下の4つのモデルを紹介していきます。
車種 | メーカー | 全長×全幅×全高 | 車両重量 | 総排気量 | 乗車定員 | WLTCモード燃費 | 新車価格(税込) | 中古車価格帯(目安) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アルファード | トヨタ | 4,995×1,850×1,935mm | 2,160kg(ハイブリッド) 2,060kg(ガソリン) | 2,487cc(ハイブリッド) 2,493cc(ガソリン) | 7名 | 16.5km/L(ハイブリッド)10.3km/L(ガソリン) | 5,400,000円~ | 82.7万円~ |
セレナ e-POWER | 日産 | 4,690×1,695×1,870mm | 1,790kg | 1,433cc | 8名 | 20.6km/L(ハイブリッド) | 2,768,700円~ | 123.8万円~ |
ノア | トヨタ | 4,695×1,730×1,895mm | 1,630kg(ハイブリッド) 1,600kg(ガソリン) | 1,797cc(ハイブリッド) 1,986cc(ガソリン) | 7〜8名 | 23.4km/L(ハイブリッド) 15.1km/L(ガソリン) | 2,670,000円~ | 38.0万円~ |
ステップワゴン | ホンダ | 4,830×1,750×1,840mm | 1,740kg | 1,496cc | 7~8名 | 13.7km/L | 3,053,600円~ | 32.1万円~ |
デリカD:5 | 三菱 | 4,800×1,795×1,875mm | 1,930kg | 2,000cc | 8名 | 12.6 km/L | 4,001,800円〜 | 31,5万円~ |
※上記はグレードにより異なる場合があります
トヨタ アルファード
外観だけでなく、室内空間も高級感がある「アルファード」。
「エグゼクティブラウンジ」と呼ばれる後席シートは、足を伸ばせる「パワーオットマン」を採用しています。
ふくらはぎ部分のシートの高さを、自動で調節可能です。
まるでリビングルームのソファのように、足を伸ばしてリラックスできます。
グレードは、ガソリン車とハイブリッド車ともに2種類あります。
2023年9月時点で販売されているグレードを価格順にまとめると、以下の通りです。
ガソリン車 | Z |
ハイブッド車 | Z Executive Lounge |
「Z」が上質な装備を備えたミドルクラスで、「Executive Lounge」が高級クラスです。
大きなボディをもつアルファードですが、高機能の走行性能で運転もしやすいです。
運転をサポートする機能や、車両を真上から確認できるモニターなど、運転支援機能が充実しています。
そのおかげで、狭い場所や駐車場でのハンドル操作がより簡単になり、運転しやすいです。
購入者からは「高級感のあるデザイン」や「安全装備が充実している」という声が挙がっています。
内装がとにかく豪華でナビの大きさ、綺麗さに感動しています。 家族みんなで乗ってもゆったりくつろげる広さがあるので 家族全員とってもお気に入りの1台です。 安全装備やその他にもたくさんの機能がついているので 毎回運転が楽しく、ついつい遠出をしてしまいます。 購入してよかったです!
購入者の声
燃費が良かったプリウスと比べると3倍程悪くはなったように感じます。
また、高速道路運転中も横ブレする感覚があります。
内装はとても豪華で高級感があるので気に入っています。
安全装置も充実しているので心強いです。
特に運転がふらついら時にお知らせしてくれたり、バック駐車の時にセンサーが知らせてくれるので助かっています。
購入者の声
日産 セレナ e-POWER
「セレナ e-POWER」は、電気自動車と同様のなめらかで力強い走りが特徴です。
13種類のボディカラーから好みのデザインを選べます。
2020年には「360°セーフティアシスト機能」が、国土交通省による安全性能評価で最高ランク(満点)を獲得しました。
360°すべての角度をとらえ、死角になりやすい後方の車の動きも検知し、運転をアシストします。
e-POWERの特徴として、以下の4つが挙げられます。
- スムーズな加速
- 静かな車内
- 加減速が自由自在なペダル
- 低燃費
100%モータードライブで静かな室内空間を実現しました。
アクセルだけでスピードをコントロールする「ワンペダル感覚」の運転は、アクセルの踏み込みに合わせてスムーズに加速します。
燃費に関しては、状況に合わせてガソリンの使い方を車が判断し、低燃費に貢献します。
購入者からは「走りやすさ」や「燃費のよさ」についての声が挙がっています。
今までSハイブリッドにのっていて 今回e-POWERに乗り換えて燃費の良さとガソリン車にはない走りにビックリしました 定員が7名にはなったけどトータルバランス等で乗り換えて正解だったと 家族も満足しておりドライブも楽しく遠出したくなりました。
セレナ オーナーの声
トヨタ ノア
家族使いにおすすめの「ノア」は、7人〜8人乗りと広々使えるモデルです。
ハイブリッド車とガソリン車の2種類が用意されています。
ハイブリッド車では、新しいハイブリッドシステムで気持ちのいい加速と低燃費を叶えました。
一方ガソリン車は、走行性能のよいエンジンを採用し、スポーティな走りを楽しめます。
ノアのグレードは以下の通りで、それぞれハイブリッド車とガソリン車を用意しています。
- X
- G
- SーG
- Z
- SーZ
価格は下になるほど高く、「X」が低価格のエントリーモデルで、「S-Z」が高級クラスです。
座席後ろの荷物スペースは車高を低く設定し、室内空間を広くしました。
そのため、背の高い荷物なども十分に収納できます。
さらに触れるだけで開く「ワンタッチドア」や、好きな位置で扉を保持できる「フリーストップバックドア」などを採用。
狭い道や駐車場などでも、扉の開き具合を調節できるため、荷物の出し入れがしやすくなります。
口コミでは「燃費のよさ」や「室内空間の広さ」が好評です。
ホンダ ステップワゴン
「ステップワゴン」は、ガソリンタイプとe:HEVタイプがあります。
e:HEVエンジンとは2つのモーターで「EVモード」や「ハイブリッドモード」「ガソリンモード」を使い分けるハイブリッドシステムです。
ガソリンをできるだけ使わない燃費の良さが特徴です。
ステップワゴンは2列目・3列目のシートが快適に過ごせる工夫がされています。
車内空間が広いことに加え、2列目・3列目のシートが少し高くなっており、前方が見やすく設計されているため、車酔いしにくいです。
安全性の面では、軽量で強度に優れた素材を使用することで、身軽かつ衝撃に強いボディを両立しています。
安全性の面では、軽量で強度に優れた素材を使用することで、身軽かつ衝撃に強いボディを両立しています。
さらに、レーダーとカメラを融合した安全運転支援システムの「ホンダ センシング」を搭載し、安全な運転をサポートします。
購入者の声としては「デザインのよさ」や「燃費のよさ」「乗り心地のよさ」などが挙げられています。
三菱 デリカD:5
キャンプをはじめとしたアウトドアにも使えるミニバンを探している人には、三菱デリカD:5がおすすめです。
4WD機構を備えたミニバンなので、雪道や山道でも問題なく走れます。
三菱 デリカ D:5には以下の4つのグレードがあります。
- P
- G-Power Package
- G
- M
「M」が低価格のエントリーモデルで「P」が高級クラスです。
後席にはワンタッチ電動スライドドアが採用されており、乗り降りがスムーズにできます。
車高が高い車種ですが、助手席や後席にサイドステップや乗降グリップが設置されているので、子どもがいる家庭でも安心して利用できます。
購入者の口コミでは「走破性が高さ」や「室内空間の広さ」が好評です。
ミニバンに関するよくある質問
ミニバンを購入する際は、以下の3つの質問を抑えておきましょう。
- そもそもミニバンって何?
-
日本では「箱型の3列シート車」を指すことが一般的です。
フルサイズのバンより、ひと回り小さいことから「ミニバン」と名付けられました。
ミニバンには以下の特徴があります。
- 6〜8人と大人数での乗車が可能
- 車高が高い
- 広い室内空間
- スライドドアの場合が多い
ミニバンは、サイズ別に以下の5つのカテゴリーに分けられています。
- SS
- S
- M
- L
- LL
乗車人数や、荷物を積める量は車体のサイズによって変わるので、用途に合ったものを選びましょう。
- ミニバンはどのような人に向いている?
-
ミニバンは、以下の特徴に当てはまる人におすすめです。
- 家族構成が4人以上
- アウトドアが好きな方
- 小さい子どもがいる方
- お年寄りが家族にいる方
大人数での乗車が可能なことから、家族が4人以上いる方でも広々と使えます。
さらに荷物を積める量も多いので、アウトドアでたくさんの荷物を積み込むときも便利です。
ミニバンは、車内空間を広くするために、床を低く設計しています。
そのため、子どもやお年寄りでも簡単に乗り降りできます。
- ミニバンは安全なの?
-
ミニバンは、使いやすさを重視した車種のため、他の車より安全性が劣ることもあります。
ミニバンには以下のような弱点があります。
- 車高が高く、空気抵抗を受けやすい
- 大きいボディのため、死角が生まれる
- 車重も重いため、事故が起きると被害拡大のリスクがある
近年では「自動ブレーキ」や全方位を確認できる「360℃セーフティアシスト」などの安全機能が増えています。
購入時はどのような安全機能がついているか、しっかりチェックしましょう。
- 子育て世帯がミニバンを比較する際に見るべきポイントは?
-
子育て世帯がミニバンを比較する際に見るべきポイントは以下の通りです。
- 室内空間の広さ
- 乗り降りのしやすさ
- 安全性の高さ
子育て世帯は子どもを抱っこしたまま乗り降りする機会や、おむつの交換をすることがあるでしょう。
室内空間が広く、スライドドアで乗り降りがしやすいミニバンであれば、スムーズな対応が可能です。また、安全性能が搭載されているミニバンであれば、万が一誤操作をした際にも家族を守れる可能性があります。
そのため、ミニバンを購入する前には、搭載されている安全性能も忘れずに確認しましょう。
まとめ
本記事では「買ってはいけないミニバン」について解説しました。
ミニバンは乗車可能人数が多く、荷物もたくさん積める点が特徴です。
良いミニバンを選ぶために、以下の点に注意しましょう。
- 走行性能が悪い
- 維持費がかかる
- 荷物が積めない
- 安全性能に不安がある
- 用途に合わない
- 立体駐車場に入らない
満足できる1台を見つけ、家族とのドライブやアウトドアを楽しみましょう。
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